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心理療法とカウンセリングの違いは?それぞれの特徴を紹介

心理療法とカウンセリングの違い

「心理療法」と「カウンセリング」ってよく聞く言葉だけど、違いはあるのでしょうか?

そこで今回は心理療法とカウンセリングについてまとめたのでご紹介します。

心理療法とは

心理療法とは、特定の訓練や技術や知識を持つ専門家によって、人間関係やストレスなどの心理的問題を抱える人の認知・行動・感情などの変化を起こさせ、症状や問題行動を軽減するサポートを行う方法です。

心理療法にもさまざまな種類があり、三大心理療法と言われています。

  • 精神分析療法
  • 行動療法
  • 来談者中心療法

精神分析療法

ジークムント・フロイトが創始したもので、精神分析を基本とし、患者の心の問題や時間、場所の条件に合わせて行う心理療法をいいます。

頭に浮かんだことを自由に話させて、それを繰り返し行い、セラピストが解釈を与えることで、自己理解が深まり症状が克服していきます。

行動療法

行動療法は、「学習理論」と「行動理論」に基づいたものです。

「不適応行動は学習されたもの」と考え、消去し新たな適応行動を学習・習得することをいいます。

来談者中心療法

臨床心理学者ロジャーズによって創始したものです。

セラピストが患者に「ああしなさい」「こうしなさい」と指示や解釈を与えなくても、適切な態度で接することで自発的に変化していくことを「来談者中心療法」といいます。

カウンセリングとは

カウンセリングは、悩みやストレスを抱える人に対する心理的に援助する活動です。

専門の知識や技術を持ったカウンセラーが患者(来談者)と対話し、心理的問題のサポートを行います。

患者(来談者)の心の中に浮かんだ考えを話し、自身で気づき答えを見つけることで、なりたい未来へ進むことができるように援助していきます。

心理療法とカウンセリングの違い

結論からいうと心理療法とカウンセリングは同じ意味で、心理療法いう大きな枠組みの中ににカウンセリングが存在しています。

区別をするならば、心理療法は心理学に基づいて心理的なアプローチをすることで問題を解決していきます。

一方カウンセリングは、心理療法という枠組みの中でも特に言語的な話し合いによるものだといえます。

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